奨学金を競馬の配当で返済した話。ちなみに実話です。

競馬大好き30代女性です。

わたしは大学を2つ卒業したので、そのために多額の学費が必要でした。

バイトしながらの学生生活でしたが、授業料や生活費のすべてを自分で賄うことができなかったため、奨学金を借入して大学に通っていました。

利子がないタイプの奨学金ではあったものの、卒業時にその借入額はトータル540万円ほどでした。

普通に返済を続けていると40歳過ぎても返済が完了しない状態でした。

大学へ通いながら、午後のバイト先のおじさんたちと仲良くなり、 それがきっかけで競馬を教えてもらって、競馬をするようになりました。

週末には競馬新聞を買ってきて、おじさんたちに交じって馬券検討&競馬観戦。

気が付けば競馬がみるみるうまくなっていきました。

当時の私はとにかく軍資金が少なく、1日のレースにかけられる額も1~2万円が限度でしたから、とうぜん穴派の道を進みます。

軍資金がたくさんある人なら、上位人気の本命中心に単勝、複勝、馬単、馬連などで稼ぐことができるのですが、わたしは三連複と3連単のみで競馬をしていました。

しかも点数を絞るために、三連複2頭軸ながしで相手は5~6頭に流す絨毯作戦や、3連単2頭軸マルチでよく当たりました。

軸に据えた2頭が、3着内で入線して、もう一頭もひもで据えた馬が飛び込んできてくれた時の感動は何度味わっても素晴らしいものです。

主な購入券種が三連複だったので、この買い方で重要なのは、荒れるレースだけに賭けて、堅い決着のレースには決して手を出さないことです。

堅い決着だと3連複の配当がはずまず、当たってもトリガミになってしまうからです。

そして同じ理由で少頭数のレースも回避して、フルゲートを狙いました。

パドックの見方や、馬券の買い方、オッズの読み方など、それぞれ得意分野の違うおじさんたちに教えを乞い、自分なりに理解していく過程がとてもおもしろかったです。

そして私は理系の学生だったので、おじさんたちの理論を自分なりに整理して、コンピューターでプログラムを作り、馬券が大きくプラスになるシステム馬券を構築して試したりしていました。

面白いことにそのシステムでは、自分がほぼ選ばないであろう馬が選別され、推奨としてあがってくるので、馬券に絡めていましたがそこそこ当たるのです。

当時は大体、毎週2~3万円の利益が出ていて、時には20万円代、30万円代、40万円代の三連複が入ったりして、コンスタントに収入になっていました。

もちろん大負けする日もありましたが。

週末は競馬検討と競馬観戦で忙しいので、デートもしないで、ひたすら競馬にのめりこむ日々でとても充実していました。

いまから思うと懐かしいのですが、金曜と土曜の夜は競馬新聞を見ながら寝落ちするので、朝起きると顔の下敷きになっていた柱の印刷が顔に写ったりしていました。

結局、3年間ほどで競馬での配当が貯まり、その配当を使って奨学金を一括返済することが出来ました。

自分の力で、奨学金を返済できた!しかも競馬で!!というのが私のちょっとおかしな武勇伝になりました!まさに競馬で培った人生です。