こんなにあるの?風呂敷の素材と取り扱い方

風呂敷というと古臭いというイメージを持っている人も
いるかもしれませんが、時代に合わせて使われている
素材やデザインなども進化していて、オシャレに
使えるものもたくさんあります。

昔ながらの素材である絹や綿を使ったものや
ポリエステルやレーヨンが使われたもの、
これらの素材をうまく混合したものなど様々です。

風呂敷に使われている素材によって、洗濯や手入れの
違いもあるので使用するときには何で作られたものなのかを
確認しましょう。手入れの仕方

例えば絹で作られた風呂敷は、光沢があり軽くて
しなやかに使えるのが特徴です。

ただ水にぬれてしまうと縮んでしまう特性もあるので、
洗濯をするときにはドライクリーニングをし
アイロンをかけるときも中温で当て布をして、
裏側から当てていく必要があります。

風呂敷の中でも使いやすいのが綿で作られたものです。

吸収性もよくて、豪華な雰囲気のある西陣織や
中国の天山地方で作られている天山綿など
いろいろな折り方で作られて物がたくさんあるのも
特徴です。

綿は洗濯も家庭にある洗濯機で普通にできますので、
取り扱いが簡単で便利に使うことができます。洗濯の注意点

洗濯するときの注意点ですが、色落ちしてしまうものも
あるので気を付けたほうが良いでしょう。

レーヨンは絹などと組み合わせて作ることができるのが
特徴です。絹と同じで濡れてしまうと縮んでしまうので
気を付ける必要があります。

ポリエステルで作られた風呂敷は、肌さわりもよく
丈夫なのが特徴です。

しわになりにくくて、水にぬれても大丈夫なので、
様々な場面で気軽に利用することができます。

価格もほかのものと比べると比較的安価で
売られているので、買いやすいというメリットもあります。

このように風呂敷にはいろいろな特色があるので
場面によって使い分けていくとよいのではないでしょうか。

ただ単にモノを包むだけでなく、エコバッグと同じように
使えますし、お酒や果物などいろいろなものを運ぶのにも
便利です。

風呂敷づくりのこと

テキスタイルや、布でできた製品が大好きです。
特に木綿や麻のしゃらんとした質感。
毛糸のふわふわとした毛足の感じ。

布の質感

大好きや生地や柄はたくさんあるんだけど、でも
せっかくだったら、自分だけの、世界に一つだけのものを
作りたいと思いました。

そこで、調べてみたら、ふろしきができるみたい★
子供たちの思いでや、自分だけの楽しみを実現する
風呂敷を作ってみようと思います。

風呂敷といえば四角いただの布ですが、
とっても便利なんです。

包み方次第で、ブックカバーにも鞄にもなる。
日本人のならではの代物だと思います。

本を包む

ちょっと荷物がふえたから、さっと風呂敷を出して
ショッピングかばんをつくるって素敵ですよね。

風呂敷づくり:思いで

ふろしきに何をプリントするか。
せっかくなので、子供たちのものを
風呂敷にしたいと思います。

子供用アイテム

思いでになるものや
記念になるものを
風呂敷で作れたら、
保育園アイテムも
ちょっとまわりと
ひと味違うものにもなるし。

そんな下心から・・・風呂敷は子供達の
何かで作ろうと思います。

子供のイラストが入ったテキスタイルって、子供も喜ぶし
大人だってなんだか自慢げです。

想い出になる

最近では家で印刷できる生地も売っていますので、
子供のお気に入りのイラストをうまく使って
可愛い風呂敷に仕上げたいと思います。

風呂敷づくり:つくる

ふろしきを作るには、一番簡単な方法は
ふろしき屋さんでオーダーを受け付けているところを
探すことです。

そのほかには、プリントした生地を
自分でミシンをかける方法もありますが、
ちょっと面倒臭いです。

ミシンをかける

費用があまりかからず、簡単な方法としては・・・。
ふろしきの通販サイトなどで、無地の風呂敷を
購入して、そこにパソコンから転写プリントする方法。

無地の風呂敷

これなら自由に柄が選べるし、自分でできて簡単!

また家で制作できるので、急ぎの場合にも便利です。
他にも、最近では布用のクレヨンがおすすめです。
生地を広げて子供と一緒にお絵かきもいいですね。
楽しく作って、嬉しげに使う。
子供への満足度もきっと高いです。

風呂敷と日本文化

日本人にとってもともと風呂敷は生活に欠かせないものでした。
起源は古く奈良時代に開眼供養の際に雅楽に使うお面や
衣装を包んだことが始まりです。

その後室町時代に着物や私物を包んだことから
風呂敷と呼ばれるようになりました。

着物を包む

江戸時代には庶民の間でも使われるようになりました。
風呂敷のサイズは小さなものから大きなものまで
さまざまでたくさんの柄があり日本独特の柄もあります。

風呂敷の知識時代背景がわかるものもあり
文化が根付いています。
1枚の布ですが包み方や結び方で
さまざまな使い方ができます。

ものを運ぶときに使ったり埃よけの
ためにかけて使ったり、エコバッグに
したり、テーブルクロスに使うこともでき、アイデア次第で
さまざまな用途があり自由に使うことができます。

風呂敷には日本人の知恵や美意識、思いやりの心が
込められています。シンプルな1枚の布を使い終わったら
小さくたたんで何度も使うことができ、携帯にも便利です。

ものを大切にする気持ちが込められています。

話題の風呂敷の専門店について

人気があり話題にのぼる風呂敷専門店で
取り扱っている種類はとても多く、900柄以上
取り扱っている店舗もあります。

昔ながらのデザイン

シンプルに染められたものも
長年のニーズがあり、唐草模様や
市松模様、そして富士山などの図柄は
海外の人もお土産に購入するほど
日本を代表する絵柄になっています。

お祝いごとに適した図柄や、ハロウィンや
クリスマスなどイベントに合わせたデザインの
もの、そしてブランドやキャラクターとコラボした
ものなどがあるので、贈り物を包むだけでなく
風呂敷そのものをプレゼントとして贈ることも
喜ばれます。

手持ちのリング

専門店では色んな取り組みを行っていて、
どんなシーンで活用するべきか、色々な形の
ものを包む講座なども開いていて、箱に入っていない
お酒やワイン、丸いフルーツなどでも
おしゃれにかわいらしく包むことが
できるようになります。

専用の持ち手を風呂敷に取りつけることで、
バッグに変身させることも可能であり、
特別な日だけではなく普段使いもできます。

斜めがけカバンを風呂敷で作る

風呂敷は出張用カバンの中にいつも入れてあります。

着替えなどカバンを開けた時に人に見られたくないものを
包んだりする他、お土産や出張先での小物入れに重宝します。

京都のれんの風呂敷

風呂敷は包み方次第でいろいろな
大きさや形のものを包めるのですが、
それだけだと手さげバッグ程度の
大きさにしかなりません。

二枚用意して、1枚をバッグ部分に
もう一枚を肩ひもにして斜めがけに
することもできますが、オススメはカバンの
ストラップと風呂敷の端をつなぐ方法です。

バッグのベルトどちらも不要な時は邪魔になりませんし
大きなメインカバンを抱えている時は
斜めがけにして手が空いた方が
何かと便利です。

使う風呂敷の材質は絹やナイロン生地
よりも綿素材のものがいいです。

ナイロンだと重たいものを入れたときに伸びてしまうし、
自分用に激しく使うので汚れても洗濯しやすい綿がおすすめです。

大きさは包むものによりますが、あまり小さいと入るものが
少なすぎるので、大判が応用が利いて使いやすいです。